ウォーターサーバーを選ぶときに迷うのが、「毎月水ボトルを何リットル注文すべきか」という点です。
あまりにもたくさんの水が届いてしまうと、飲み切れないボトルが溜まって邪魔になってしまいます。

適正な注文量を計算するときは、水ボトルの容量の平均と1ヶ月の水分摂取量を知っておくと便利です。

ここでは、1ヶ月あたりの注文量の目安や失敗しない注文方法をご紹介します。
自分に合う水の使用量を理解し、お得にウォーターサーバーを活用してください。

ウォーターサーバーの水ボトルは何リットルがあるの?

ウォーターサーバーの水ボトルは、容量12リットルが主流です。
ほかにも小さいボトルだと4.7リットル、大きいものは18.9リットルの場合もあります。
12リットル未満なら小さめ、12リットル以上は大きめのボトルだと言えるでしょう。

用途別!ウォーターサーバーの1ヶ月あたり注文量の目安

1ヶ月につき、ウォーターサーバーを何リットル注文すればよいのでしょうか。

1日に摂取する水分量は、成人の場合約1.5〜2リットルが目安です。
飲料水としてウォーターサーバーを活用することもあれば、料理に使うこともあるため、必要な水の量は用途によって異なります。

ここからは用途別に1ヶ月の注文量の目安を解説します。

世帯人数 飲料水として活用するケース 料理にも使用するケース
1人 20~25リットル 25~30リットル
2人 30~35リットル 35~40リットル
3人 35~40リットル 45~50リットル
4人 45~50リットル 55~60リットル

※表はあくまでも参考値

飲料水として活用する場合:20~50リットル

世帯人数 必要なリットル数 必要なボトル(12L)数
1人 20~25リットル 2本
2人 30~35リットル 3本
3人 35~40リットル 3~4本
4人 45~50リットル 4本

人によって自宅にいる時間の長さや水を飲む量に違いがあります。
仕事で自宅にいる機会が少ない方は、1日あたり0.5~0.8リットルを目安にすると良いでしょう。
在宅ワークが多いのであれば、上記より1.5倍ほどの量が必要になる可能性があります。

料理にも使用する場合:25~60リットル

世帯人数 必要なリットル数 必要なボトル(12L)数
1人 25~30リットル 2~3本
2人 35~40リットル 3~4本
3人 45~50リットル 4本
4人 55~60リットル 5本

契約する前は飲料水としてしか使わない予定でも、利用しているうちに活用範囲が広がる可能性も考えられます。
特にウォーターサーバーで採用されることが多い軟水は活用範囲が広く便利なので、料理に使う方も少なくありません。

普段から水道水を使って料理をしている人は、先を見据えて多めに発注しておくのも良いでしょう。

水ボトルの大きさは何リットルが適正?メリット・デメリットを比較

水ボトルの発注量の目安をご紹介しましたが、ウォーターサーバーを使ったことがない方がいきなり具体的な量をイメージするのは難しいですよね。
ここでは、大きい水ボトルと小さい水ボトルに分け、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
具体的な発注量をイメージしづらい方は、まず大まかなサイズの違いを確認しましょう。

ボトルの大きさ メリット デメリット
大きい水ボトル ・何度も交換せずに済む
・災害時の備蓄水として便利
・ボトルが重く交換が大変
・スペースが取られて邪魔になる
小さい水ボトル ・ボトル交換がしやすい
・早く飲み終わるため衛生的に安心
・小さくまとめてゴミ出ししやすい
・ボトル交換の頻度が多くなる
・余分な設置スペースが必要

水ボトルのサイズが大きい場合

メリット

サイズの大きい水ボトルを使用するメリットは以下の通りです。

  • 一度交換したらしばらく交換せずに済む
  • 災害時の備蓄水として、1つのボトルに大量のお水を確保しておける

1本あたりの容量が大きいほど飲み切るまでの期間が長くなり、交換頻度が少なくなります。
水ボトルを何度も交換するのが面倒な方は、大きめのサイズを選ぶと良いでしょう。

また災害時に備えて水を確保しておきたい場合にも役立ちます。
小さい水ボトルだとすぐに飲み切ってしまう可能性が高いですが、大容量だと長期間保管できます。

デメリット

サイズの大きい水ボトルを使用するデメリットは以下の通りです。

  • 重たいボトルを持ち上げて交換するので、体に負担がかかる
  • 一度に多くの水ボトルを注文してしまうと、スペースが取られて邪魔になる

水ボトルをウォーターサーバーの上部に設置するタイプの場合は、ボトルを持ち上げると体に負荷がかかりやすくなります。
たとえば12リットルのボトルは12kgの重さがあるため、女性や年配の方にとっては不向きです。

容量の多いボトルは、1つあるだけでスペースを取ります。
生活スペースを確保するためにも適正な量を発注するか、収納方法を工夫しましょう。

水ボトルの収納アイデアについては、こちらのページで詳しく解説しています。

ウォーターサーバーボトルの収納アイデア!適切な保管場所もご紹介>>

水ボトルのサイズが小さい場合

メリット

サイズの小さい水ボトルを使用するメリットは以下の通りです。

  • コンパクトで使い勝手が良く、ボトル交換がしやすい
  • 早く飲み終わるため衛生面でも安心
  • 自分で処分する場合は、小さくまとめてゴミ出ししやすい

ボトル容量が小さいと重量も軽いため、交換作業が楽です。
また小さく折りたためるパック式のウォーターサーバーもあります。
このタイプの場合、サイズが小さいものであれば家庭ゴミとして簡単に処分できます。

ウォーターサーバーを使用しているとボトル内に空気が溜まり、徐々に鮮度が落ちてしまいますが、サイズの小さい水ボトルなら早めに飲み切れるため、衛生的にも安心です。

デメリット

サイズの小さい水ボトルを使用するデメリットは以下の通りです。

  • ボトル交換の頻度が多くなって手間がかかる
  • ボトルの本数が増え、余分な設置スペースが必要になることがある

容量が小さいと空になる機会が増えるため、頻繁に交換をしなければなりません。
重量が軽く交換時に体への負担は少ないですが、手間がかかる点には注意が必要です。

また大量の水を確保しようと思うと、それだけボトルの本数が増えます。
たとえば1ヶ月に50リットルの水を使う場合、1本5リットルのボトルだと10本必要になります。

置き場所のスペースを確保するのが大変なので、一度に大量に発注するときは大型サイズのボトルを選ぶのもいいかもしれません。

水ボトルの容量で失敗しない賢い注文方法

ウォーターサーバーを契約した後、「思ったよりも消費量が少なく水が余ってしまった」といった状況も珍しくありません。
ウォーターサーバーをお得に利用するためにも、発注時の注意点や賢い注文方法を覚えておきましょう。

少ない量から徐々に増やしていく

慣れないうちは、少ない量から水ボトルを注文するようにしましょう。
最初からたくさんの水を注文してしまうと、お水の置き場所を確保できなかったり、お水が余ってしまったりしてしまうからです。

最初のうちは「ちょっと少ないかな」と感じる程度で注文します。
その後、必要に応じて追加注文や定期配送の本数を変更するなど、徐々に注文量を増やしていくと、使用量にあった注文ができます。

あらかじめ注文ノルマを把握しておく

各メーカーが定める注文ノルマを理解しておきましょう。
注文ノルマとは、水ボトルの最低注文本数です。
毎月一定の本数を注文しないと、違約金が発生する場合があるので注意が必要です。

注文ノルマは各メーカーの公式ホームページに記載されています。
あらかじめ注文ノルマを確認し、最低注文量を満たせるであろうウォーターサーバーを選びましょう。

水ボトルがすぐなくなるなら水道水型ウォーターサーバーを

「ウォーターサーバーの水ボトルがすぐなくなる」「交換の手間を省きたい」方は、宅配型から水道水型ウォーターサーバーに乗り換えてみてはいかがでしょうか。
毎月水ボトルを自宅まで届けてくれる宅配型ウォーターサーバーとは異なり、水道水型なら自室の蛇口から給水できます。
具体的には次のようなメリットがあります。

  • ノルマがないため、使用量を気にせず使える
  • 置き場所に困らない

水道水型なら水ボトルの容量を気にせずに済む

水道水型ウォーターサーバーは、定額制で飲み放題という特徴があります。
水道水を浄水したうえで美味しい水が飲めます。
宅配型ウォーターサーバーのように水ボトルが空になる度に交換する必要がなく、適正注文量やノルマを気にせずに使えるのが魅力です。

水ボトルの設置スペースを考えなくて済む

水道水型ウォーターサーバーは、水ボトルの設置スペースが不要です。
宅配型ウォーターサーバーの場合、あらかじめ水ボトル用の設置スペースを確保しなければならず、さらに在庫を管理する必要があります。

またサイズが小さいサーバーが多いため、省スペースで設置できるのもメリットです。
ワンルームマンションで設置スペースが確保しづらい、またはキッチンなど狭いスペースに置きたい場合は、水道水型ウォーターサーバーが向いています。

まとめ

ウォーターサーバーを選ぶ際は、あらかじめ水ボトルが何リットル必要かを考えておきましょう。
飲料水として活用する場合は1ヶ月約20リットル、料理にも使うなら約25リットルの水が必要です。
ウォーターサーバーの水ボトルは12リットル入りのケースが多いため、今回お伝えした必要量の目安を参考に、発注予定数を想定しておいてください。

使用量を考えるのが大変な方は、水道水型ウォーターサーバー「every frecious mini」がおすすめです。
水ボトルを発注する手間が省けるほか、宅配型ウォーターサーバーよりも月額料金が安く、お得に使えるのも魅力です。
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