ウォーターサーバーを導入して、美味しいお水を飲み続けるためには定期的なメンテナンスが必要です。
業者による掃除やメンテナンスは1年に1回~2回ほどなので、手入れしないでいると不衛生な状態になってしまうこともあります。

今回は、ウォーターサーバーを安心して使うために知っておきたい掃除方法をご紹介します。
衛生面が気になる方向けに、おすすめのメーカーもピックアップしているので、チェックしてみてくださいね。

ウォーターサーバーは定期的な掃除とメンテナンスが必須

ボトル型のウォーターサーバーには、天然水が使われています。
水道水であればカルキや塩素などの殺菌成分が含まれていますが、天然水には含まれていません。
そのため、どうしても雑菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。

また、サーバー本体には水垢やほこりなどの汚れが付着するため、普段から掃除をする必要があります。
週に1回を目安に掃除することで、ウォーターサーバーを清潔に保てます。

ウォーターサーバーの掃除方法と手順をチェック

ウォーターサーバーを掃除・洗浄するには、正しい掃除の仕方を把握しておく必要があります。
掃除をする前に、以下のアイテムを準備しておくと便利です。

・綿棒
・アルコール系衛生剤
・キッチンペーパー、ふきん

掃除手順と併せて、どういった部分を注意して掃除したらいいかを確認していきましょう。

1.給水口を掃除する

まずは、給水口や給水コックの掃除を行います。
水をカップなどに注ぐ部分なので、毎日または数日に1回程度のペースで掃除するのがおすすめです。

【掃除方法】
①アルコール系衛生剤を吹きかける
②綿棒を使って給水口の内側を掃除し、汚れをとる
③温水・冷水を出して汚れを洗い流す
④乾いているふきんやキッチンペーパーで拭き取る

アルコール系衛生剤は、直接使っても、ふきんなどに吹きかけてから拭いても問題ありません。
水の通り道になるため、口に含んでも身体への影響がないタイプを選ぶようにしてください。

2.ボトル連結部分を掃除する

次に掃除するのは、ボトルの連結部分です。
こちらも週1回が目安に掃除できるのが理想的ですが、ボトル交換時やほこりが気になったタイミングで行うぐらいでも問題ありません。

【掃除方法】
①ボトルを外したら、差込口やその周辺をふきんやキッチンペーパーで拭く
②アルコール系除菌剤をスプレーして、清潔なふきんなどで拭き取る

ボトルを上に置くタイプだと、ボトル自体にほこりが被っている場合があるので、まずはほこりを拭いてから外します。
また、水が溜まっていると雑菌が繁殖する恐れがあるので、しっかりと拭き取るようにしましょう。
下置きタイプやパック式は、バスケットやホルダーにほこりが溜まったままにならないように掃除してください。

3.受け皿を掃除する

ウォーターサーバーの受け皿も、定期的な掃除が必要です。
1週間に1回程度の掃除、もしくは汚れが気になったタイミングでお手入れするのが望ましいです。
受け皿は取り外しができるので、外してから中性洗剤を含ませたスポンジで洗いましょう。

【掃除方法】
①受け皿を外して、食器洗剤などの中性洗剤を使って洗
②洗い終わったら、綺麗なふきんやキッチンペーパーで水分を拭き取り、サーバーに戻す

水分をしっかり拭き取っておかないとカビが発生する原因になるので、丁寧に拭き取るのがポイントです。

4.サーバーの前面を掃除する

ウォーターサーバーを使い続けていると、前面が汚れることもあります。
基本的には水拭きする形で汚れを落としますが、汚れがなかなかとれない場合は、水で薄めた中性洗剤を使うのも効果的です。
洗剤を使ったところは、濡れたふきんなどで拭いておきましょう。

【掃除方法】
①スポンジに水を含ませ、全体的に汚れをこする
②汚れをこすり落としたら、1度濡れたふきん・キッチンペーパーで洗剤を拭き取る
③乾いたふきん・キッチンペーパーなどを使って水気を取るようにしてください

5.サーバーの裏面を掃除する

見落としがちですが、ウォーターサーバーの裏面の掃除も必要不可欠です。
半年に1度くらいの頻度で掃除をするのが理想的です。
裏面部分は、ほこりが溜まりやすい部分なので掃除機を使って掃除します。

【掃除方法】
①コンセントを抜いて電源を切って、掃除機をかける
②背面は濡れたふきんで、電気プラグは乾いたふきんで拭く

ウォーターサーバー内部のメンテナンス方法

ウォーターサーバーは、外側だけではなく内部のメンテナンスも必要です。
次は、内部をどのようにメンテナンスするのか解説していきます。

内部メンテナンスを自分で行うのは難しい

ウォーターサーバーの外側は、自分でも掃除できます。
しかし、内部のメンテナンスを自分で行うのはかなり難しいです。

自分で分解し掃除すると、元に戻せなくなってしまう可能性もあり、サーバーの代金を請求されることも考えられます。
清掃に必要な電解水などを購入する手間もあるので、自分で内部を掃除するのは控えたほうが良いと言えます。

そのため、定期的なメンテナンスやメンテナンス済みのサーバーと交換をしてくれるメーカーを選ぶようにすると、衛生面も安心です。

2種類のメンテナンスタイプ

ウォーターサーバーには、メーカーのメンテナンスがあるタイプとないタイプの2種類あります。
それも踏まえてどれを導入するか決める必要があります。
では、それぞれのメリットとデメリットについてみていきましょう。

メーカのメンテナンス メリット デメリット
あり ・プロの目でチェックしてもらえる ・自動クリーン機能が付いていないタイプが場合がある
なし ・ボトル内を綺麗な状態に保つ機能が搭載されている ・内部が清潔かどうかが自分で判断しにくい

 

衛生面が気になる方が知っておきたいウォーターサーバーメーカー

ここまでウォーターサーバーの掃除方法をご紹介してきましたが、導入するなら、衛生面でも安心して使えるなものを選びたいですよね。

ウォーターサーバーには天然水が楽しめるボトル型と、水道水をろ過して飲める水道水型の2つにわかれています。
今回は、水道水型のウォーターサーバー4社を、衛生面の特徴を含めてご紹介します。

ウォーターサーバー名 衛生機能 月額利用料
every frecious 16種類の有害物質を除去 3,300円(税込)
ハミングウォーター 21種類の有害物質を除去 3,300円(税込)
Locca リフィル 11種類の有害物質を除去 3,146円(税込)
シャインウォーター 11種類の有害物質を除去 3,000円(税込)

 

every frecious

every frecious は、半年に1回無料で交換用のカートリッジが届きます。
定期的に届くので、忘れることなく適切なタイミングで交換できるでしょう。

タンクは外気が入り込みにくいデュアルタンクの構造を採用。
UV機能も搭載されているため、サーバー内部も清潔に保てます。
また、every frecious は16種類の有害物質を除去してくれるため、安全に美味しいお水を楽します。

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ハミングウォーター

ハミングウォーターもevery frecious miniと同様に半年に一度交換用のカートリッジが届きます。
タンク内には、UV殺菌ランプを搭載しているため、お水を綺麗な状態に保ちます。

また、ハミングウォーターは浄水用のフィルターが新しくなりました。(2021年12月時点)
従来のフィルターより多くの有害物質を除去できるようになったのです。
除去できる物質が増えただけではなく、ろ過できる水の量も1,5倍になっているのでより使いやすくなっています。

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Locca リフィル

Locca リフィルは、活性炭フィルターを使用しているので、ミネラル成分を残しつつ不純物の除去ができるウォーターサーバーです。
カートリッジ1つで、500mlのペットボトル800本分の水をろ過できます。

サーバーには施錠蓋、温水コックにはチャイルドロックも付いているため、小さいお子様がいても安心です。
カートリッジは、4ヶ月に一度の交換になるため頻度は他メーカーより多めですが、水の使用頻度が多い方や、こまめに取り替えたい方におすすめです。

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シャインウォーター

シャインウォーターは、カートリッジのろ過力だけではなく、トリプルクリーンシステムによってより安全なお水を作り出しています。
塩素・UV・熱の3つの構造でタンク内を清潔にキープ。
じっくりとろ過していくため、岩清水のような美味しさを楽しめます。
カートリッジは国内トップの活性炭メーカーと共同開発しているため、日本の水道水の傾向を踏まえた仕組みになっています。

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まとめ

ウォーターサーバーを導入すると、気軽に美味しいお水が飲めるようになるのでメリットが大きいです。
しかし、メンテナンスや掃除をしなければ、衛生的とは言えません。
今回紹介した掃除方法を参考に、ウォーターサーバーを綺麗な状態に保つようにしましょう。

ウォーターサーバーの導入を考えている方は、水道水タイプを検討してみてはいかがでしょうか。
水道水をろ過して使うため、天然水を使うボトルタイプよりも費用も抑えられ、メンテナンスも簡単です。
各メーカーどういった特徴があるのか紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

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