日々の暮らしをより便利で快適にしてくれるウォーターサーバーですが、何らかの事情により解約を検討することもあるでしょう。
しかし、ウォーターサーバーは最低契約期間が定められていることがほとんどで、期間内に解約すると解約金がかかるケースが多いです。
今回はウォーターサーバーをスムーズに解約するための3つのステップを詳しく解説していきます。
ウォーターサーバーを解約する前に確認しておきたいポイント
最低契約期間の確認
ウォーターサーバーのサービスを提供している多くの業者は、半年~最長2年程度の最低契約期間を設定しています。。
契約期間内に解約する場合には解約金や違約金が発生するので、解約の申し込みを行う前に、必ず契約内容を確認しておきましょう。
解約金・違約金の金額
解約金は業者によって異なりますが、多くは3,000円~14,000円程度で、その中にはウォーターサーバーの返却費用も含まれています。
ただし、返却費用が別途発生する業者もあるので注意が必要です。
サーバーの返却方法
ウォーターサーバーを返却する方法も業者によって異なり、業者が設置場所から撤去してくれる場合と、宅配業者が自宅まで受け取りに来てくれる場合があります。
商品によっては事前にタンク内の水抜きが必要なこともあるので、解約前に確認しておきましょう。
ウォーターサーバーを解約する主な理由
ここでは、ウォーターサーバーを解約する主な理由についていくつかご紹介します。
なかには、他社に乗り換えることで解決できる場合もあるので、同じようなケースで悩まれている方は参考にしてください。
注文ノルマ分のお水を消費できない
ボトル型のウォーターサーバーの場合、多くのメーカーでノルマや制約があります。
月に何箱以上でないと郵送できなかったり、消費量が少ないと1箱あたりの料金が高くなったりするなど、そこまで水を消費しない家庭には使いにくいと感じてしまうことも少なくありません。
ノルマがないものや定額で使い放題といったウォーターサーバーもあるため、消費量が気になる方はそういったタイプを選べるといいでしょう。
毎月かかる費用が負担になる
いざ契約してみると、当初予定していた額よりも料金が高くてびっくりされる方も少なくありません。
業者によっては水代やサーバーのレンタル料の他に、水の配送料やメンテナンス代などがかかるケースもあり、毎月料金が発生するものだからこそ、どうしても負担に感じてしまい解約に至ることが多いです。
ボトルの交換が面倒・体に負担がかかる
ボトル交換型のウォーターサーバーの場合、定期的に重い水ボトルを交換しなければならないため、ついつい億劫に感じてしまう人も少なくありません。
標準の12Lのボトルの場合、毎回12キロ以上あるボトルを持ち上げ交換する必要があります。
少しでも負担を軽くするため、小さめのボトルを採用しているところもありますが、その場合交換の頻度が増えるため、返って負担が増えてしまい、結果解約の検討につながってしまうようです。
サーバーやボトルのスペースの確保が困難
ボトル型のウォーターサーバーの場合、サーバー本体のスペース確保の他、毎月配送されてくる水ボトルの保管場所に困るという方も少なくありません。
卓上式のサーバーを台に乗せ、下部分にボトルを収納するなど工夫されている方もいます。
なかなか水ボトルが消費量できず、最初は収納スペースの確保も問題なかったが、徐々に増えていってしまいスペース確保に苦労したケースもあるようです。
サービスエリア対象外の地域に引っ越す
ウォーターサーバー自体は便利で良かったけれども、引っ越しによりサービス対象外地域となるため解約に至るケースも多いです。
しかし、引っ越し先が契約中のウォーターサーバーの対象外地域であっても、他社の乗り換えキャンペーンを利用することで、解約金をキャッシュバックなどで補填し、お得に対象地域のウォーターサーバーに乗り換えることが可能です。
水道水型ウォーターサーバーへの乗り換えも検討してみよう
先ほどご紹介した主な解約理由のほとんどは、ボトルの宅配型から水道水型に乗り換えることで解消できる問題です。
さらに、ウォーターサーバーによっては、お得な乗り換えキャンペーンやキャッシュバックを実施していることも多いため、解約のネックである解約金の悩みも同時に解消できます。
ウォーターサーバー自体に興味がある、便利だとに感じているにも関わらず、月額料金や注文ノルマ、ボトルやサーバーのスペース確保などの問題への解約を検討している場合には、水道水型ウォーターサーバーへの乗り換えがおすすめです。
ウォーターサーバー4社の解約金の比較一覧表
今回は水道水補充型ウォーターサーバーの主要4社の解約金について比較してみました。
解約金は業者によって金額が異なり、なかにはお金のかからないものもあります。
【解約金】
ウォーターサーバー名/最低利用期間 | 1年未満 | 2年未満 | 3年未満 |
---|---|---|---|
every frecious | 22,000円 | 16,500円 | 11,000円 |
ハミングウォーター | 16,500円 | 16,500円 | – |
Locca リフィル | 15,000円※1 | 15,000円※1 | 15,000円※1 |
シャインウォーター | 違約金無し※2 | – | – |
※1:すべて不課税
※2:初回契約時のみ。二回目以降の場合13,000円(税別)が発生
シャインウォーターのように初めての契約であれば、いつ解約しても解約金は発生しないものの、2回目以降の契約では契約期間が設定され、最低利用期間内に解約すると解約金が発生するケースもあるため、事前にしっかり確認しておくことが大切です。
期間内に解約する場合には、およそ1~2万円ほどかかることを想定しておくとよいでしょう。
ウォーターサーバーの解約方法と手順
解約手続きをしたら、次は返却の準備を行います。
ウォーターサーバーの回収を事業者が直接行うのか、それとも配送会社に委託するかによって行う手順は変わるため、詳しく解説します。
1.利用中の事業者に解約手続きを依頼
解約する場合、契約しているウォーターサーバー事業者もしくは、販売店に解約の申込をする必要があります。
多くの場合電話やインターネットから手続き可能ですが、定期配送を直接行っている事業者であれば担当者に伝えることも可能です。
申込の際には、いつ解約したいのかに加えて、解約金やサーバーなどの返却方法を確認し、返却日時を決定してください。
2.サーバー返却作業
返却する際にはボトルを使い切ったり、梱包や水抜きをしたりする必要があります。
水抜きとは、サーバー内に残っている水を最後まで抜く作業です。
ほとんどのサーバーには、水抜きキャップが背面にあるため、空の水ボトルを外したあとにこちらを外します。
熱いお湯が出てくることもあるため、作業する際には数時間前にあらかじめ電源を切っておくことが大切です。
回収作業を行うのが運送会社か事業者の担当スタッフかによって対応は異なりますが、回収時には在宅していなくてはならない場合もあるため、事前にきちんと確認しておきましょう。
運送会社に返却する場合
運送会社が回収にくる場合、契約者は自分で水抜きと梱包を行う必要があります。
運送会社に返却する際の梱包ですが、ちょうど良い段ボールがない場合には事前に梱包用の段ボールを事業者に送ってもらいましょう。
全ての作業を終えたら自分で玄関先まで運び、配送会社に引き渡してください。
担当スタッフに返却する場合
事業者の担当者が直接回収にくる場合、しておくべきことは自宅に残っている水ボトルを使い切ることだけで大丈夫です。
他に必要な作業は全て、担当者が回収時に行ってくれるので、自分で何かを行う必要はありません。
3.サーバーの引き渡し
付属品などがある場合、返却を忘れると後から請求されることもあるため、しっかり確認することが大切です。
担当スタッフと配送会社、どちらに返却するにしてもきちんとウォーターサーバーを引き渡せば一連の解約手続きは完了です。
まとめ
あると便利なウォーターサーバーですが、さまざまな事情によって解約を検討することもあるでしょう。
しかし、今回ご紹介したように月々の料金や注文ノルマ、サーバーや水ボトルの保管場所にネックを感じているのならば、水道水型のウォーターサーバーに変えることで悩みを解消できます。
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現在契約しているウォーターサーバーに不満を感じている方は、every frecious miniを検討してみてはいかがでしょうか。