ウォーターサーバーは、いつでも冷水・温水を使用できてとても便利ですが、「置き場所に失敗した!」という話をよく耳にします。
床置きタイプの場合、一度設置してしまうと簡単には動かせなくなってしまうため、あらかじめよく考えておかなければいけません。

そこで今回は、ウォーターサーバーのおすすめの設置場所や場所を決める際のポイント、注意点についてご紹介します。

ウォーターサーバーのおすすめの置き場所

ウォーターサーバーの水は、飲料水としてはもちろん、料理や赤ちゃんのミルク作り、災害時の備蓄水など、使用用途は多岐にわたります。
では、どのような場所に設置すると使い勝手が良いのでしょうか。

ここでは、おすすめの設置場所とその理由についてご紹介します。

キッチン

料理の際にウォーターサーバーの水を使いたいという方は、キッチンに設置すると良いでしょう。
キッチンの中で全ての動作が完了することによって、使い勝手の良さが実感できます。
キッチンに十分なスペースがない場合は、卓上タイプのウォーターサーバーを選ぶのがおすすめです。

また、キッチンには様々な家電が置かれているため、並べておいても違和感はありません。
キッチンを設置場所として選ぶ際の注意点は、電子レンジやオーブンなど、使用時に高温になる恐れがある家電の近くには置かないことです。

リビング

家族が集うリビングは、1日で最も長い時間を過ごす場所です。
リビングにウォーターサーバーを設置すれば、お水やお茶、コーヒーをいつでも手軽に楽しめます。

家族はもちろん、友人を家に招いた際などにも活躍してくれること間違いなしです。
わざわざ飲み物を出さなくても、ウォーターサーバーをセルフで使用してもらえば余計な手間も省けます。

寝室

人間は寝ている間に、コップ1杯以上の汗をかくと言われており、水分が不足していると脱水症状を引き起こしてしまう可能性があります。
そのため、就寝前や起床後にコップ1杯の水を飲むことを習慣づけている人がたくさんいます。

就寝時にわざわざキッチンまで水を入れに行くのが面倒な場合は、寝室に設置するのがおすすめです。
ウォーターサーバーによって作動音が大きい場合があるため、寝室に置きたいと考えている人は購入前に必ず静音性を確認しておきましょう。

ウォーターサーバーの置き場所の決める5つのチェックポイント

ウォーターサーバーを設置場所を決める際は、サーバーを置くスペースを確保するのはもちろんのこと、本体の動作音、コンセントの位置など、いくつかのポイントがあります。

ここでは、置き場所を決める際に重要な5つのポイントをご紹介します。
ウォーターサーバーの購入や契約を検討中の方は、以下でご紹介するチェックポイントを必ず押さえておきましょう。

設置スペースの近くにコンセントがあるか確認

ウォーターサーバーは電気がなければ動かないため、設置しようと考えている場所の近くにコンセントがあるかどうか確認しておきましょう。
一般的なウォーターサーバーのコードの長さは約1.5~2.0mなので、届く範囲で考えることをおすすめします。

また、コンセントから遠い場合には延長コードを使用するという手段もありますが、安全性やデザイン性の面から見てもおすすめできません。
できる限り壁のコンセントに直接接続できる位置に設置しましょう。

壁から距離を離して設置する

家電製品は熱を発するため、背面・両側面の壁から10cm程度離して設置するのが理想的です。
ウォーターサーバーも例外ではなく、上手く放熱ができない場合、故障や寿命短縮の原因となってしまう恐れもあるので注意しましょう。

また、壁や他の電化製品と密接した距離にあることで本体の振動が伝わり、壁と共鳴して騒音トラブルにつながる可能性もあります。
ウォーターサーバーを設置する際は、本体の周りにも十分なスペースを確保しましょう。

衛生的な場所でウォーターサーバーを使えるようにする

水は口にするものなので、設置する際には衛生的に問題がない場所であるかどうかをチェックする必要があります。

ウォーターサーバーは精密機器に分類されるため、高温多湿に非常に弱いという特徴があります。
場合によっては、周囲環境の影響で水質が変わってしまうこともあるため、注意しなければいけません。

窓付近などの湿気が多い場所は避け、風通しが良く、周囲環境も常に清潔な状態を保てるような場所を選びましょう。

日光が直接当たらない場所を確保する

直射日光が当たる場所に設置すると、サーバー内の水の温度が上昇し、雑菌が繁殖してしまう可能性があります。
また、機械本体が温まってしまうことによって故障の原因となり得るため、直射日光は避けましょう。
温度が上昇した水を冷却するために電力を使わなければいけないため、電気代が余計にかかってしまうかもしれません。

どうしても窓際に置きたいという人は、カーテンを取り付けるなどして、直射日光が当たらないような工夫をすると良いでしょう。

ボトルを保管するスペースも確保しておく

ウォーターサーバーを販売している会社によって契約内容はさまざまですが、1ヶ月に1回補充用のボトルを配達するシステムの会社も多く存在しています。

そのような契約内容になっている場合は、あらかじめボトルを保管するためのスペースを確保しておかなければなりません。
また、人数が多いご家庭であれば、1ヶ月で消費する水の量も必然的に増えるため、ストック分のボトルの本数をおおよその目安で考えておくことも重要です。

ウォーターサーバーを設置する前の注意点

ウォーターサーバーを安全に正しく使用するために、設置前の注意点も理解しておきましょう。
特に、ウォーターサーバーのサイズはメーカーによってさまざまなので、契約や購入をする前に必ず確認が必要です。

利用したいウォーターサーバーのサイズ感を確認する

省スペースを実現したものや、他の家電やインテリアとも調和しやすいデザインになっているなど、最近のウォーターサーバーはスタイリッシュなものが増えています。

置く場所を選ばないと思われがちですが、実はメーカーによってサイズはさまざまなので、契約や購入をする前に必ず確認しておきましょうす。

まだ、どのサーバーにしようか悩んでいる人は、おおよその目安を把握しておくのがおすすめです。
ウォーターサーバーは大きく分けると「床置きタイプ」と「卓上タイプ」があり、サイズは以下の通りです。

高さ 横幅 奥行
床置きタイプ 約95cm~135cm 30cm前後 30cm~35cm程度
卓上タイプ 約45cm~85cm 30cm前後 30cm~45cm程度

家族構成によって最適な設置場所が変わる

一人暮らしの場合と複数人で暮らしている場合では、ウォーターサーバーの置き場所を考える視点が変わってきます。
ここでは、利用人数別に、重視すべきポイントについてご紹介します。

・一人暮らしの場合
一人暮らしの部屋の間取りは1Kという場合が多いため、ウォーターサーバーを購入する際に気を付けなければいけないのは本体のサイズです。
1Kの部屋に導入するのであれば、テーブルや棚の上に設置できる卓上タイプのものがおすすめです。

また、それぞれのライフスタイルに合わせて設置場所を変えてみるのも良いかもしれません。

・夫婦2人で暮らしている場合
夫婦2人で暮らしているのであれば、お互いの意見を取り入れて場所を決める必要があります。

使用場面が最も多い場所に設置すると、快適にウォーターサーバーを使えます。
料理の負担を減らすためにキッチンにおいたり、就寝前・起床後すぐに水が飲めるように寝室においたりするのがおすすめです。

・子供がいる家庭の場合
子供がいる場合はキッチンカウンターに設置することで、リビングからでも使いやすくなります。
子供にとっても無理のない高さに置くことで、家族全員が快適に使用できます。
また、小さい子供がいる家庭は手の届かない場所に設置できると安心です。

サーバーは必ず平らな場所に設置する

ウォーターサーバーは必ず平らな場所に置いてください。
傾いた場所に設置した場合、何らかの拍子で転倒してしまい、大きな怪我につながる恐れがあります。

また、サーバー本体が傾いていることで水漏れを起こす可能性が高くなります。
最悪の場合、漏水によって感電を引き起こすといった事態も考えられるので注意しましょう。

子供やペットの事故に注意

小さな子供やペットがいる家庭では、高い位置に設置する方が安全です。
近頃のウォーターサーバーは安全のためにロック機能が搭載されているものが大半ですが、もしもの場合を考えて、お子さんの手の届かない位置を選ぶことをおすすめします。

常に大人の目にとまりやすい場所に設置することで、安心して利用できます。

まとめ

ウォーターサーバーを購入・契約してから後悔することがないように、あらかじめ使い勝手の良さや安全性、サイズ感を把握しておき、それぞれのライフスタイルに合った場所に設置することが重要です。

「every frecious」は、コンパクトなデザイン設計なので大人数はもちろん、一人暮らしのお部屋にもおすすめです。
水道水補充型のウォーターサーバーになるので、ストック用のボトルを保管する必要もなく、家のスペースをとる心配もいりません。
日頃たくさん水を使う人や、コストを抑えたい人におすすめのウォーターサーバーです。

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